医師による適正な処方の仕方とは(2)【コンタクトレンズの比較と処方手順】

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医師による適正な処方の仕方とは(2)

問診が終わったら、次に行う、検査にうつります。
多くの眼科専門医では、この検査は医師ではなく、検査の人か看護師が行うことになります。


眼科によっては、検査のやり方は違うと思いますが、とりあえず私がいた所の検査手順を紹介したいと思います。


【他覚的屈折検査】
オートレフラクトメーターなどを使って検査していきます。
しかし、これらの機械での検査は、あくまでも目安となります。


なぜなら測定時の緊張によって、度数が強めにでることが多いからです。
メガネ屋などではこのことを加味せずに、このデータそのままで作ったりするところもあるのではないでしょうか。
強すぎる度数になることがあるのです。


【自覚的屈折検査】
視力表を使って検査していきます。
他覚的屈折検査の内容と比較しながら行います。


専用のメガネ枠をかけてもらってから、レンズを入れて本人に確認してもらいながら矯正していきます。
見える度数のなかで一番弱い度数がベストです。
同じ見え方なのに、強い度数は必要ありませんよね。


【角膜曲率半径検査】
機械を使って、角膜のカーブを調べます。


【眼圧検査】
眼球内の圧力を調べます。
緑内障の症状がないか、確認しておきます。


風がちょっと入るため、驚く患者さんが多いようです。
そのため、前もって伝えてくれます。


上記までが検査員の仕事になります。
この後は、医師が患者と言葉を交わしながら検査を行っていきます。


【外眼部検査】
まぶたの形や、まつげの形状、まばたきの状態などを確認します。
化粧の仕方、なども見ておいて参考にされます。


【細隙灯顕微鏡検査】
この名前の眼科特有の機械を使って、目の状態を観察します。
角膜、結膜、水晶体、涙の状態などを見ていきます。
コンタクトレンズを装用後に、フィッティングなども細隙灯顕微鏡で見ます。


【眼底検査】
網膜の状態を観察します。


これらの医師の検査後に、患者と相談をしてコンタクトレンズの種類などを決定します。


目の状態によっては、患者の希望に添えないこともあります。
きちんと説明すれば、大抵の患者さんは納得されます。


目の状態をしっかり見ておかないと、後々の状態と比較できませんから、これらの検査はとても重要です。

この記事のカテゴリーは「コンタクトレンズの比較と処方手順」です。

眼科でレンズを作る時の治療内容の流れや適正な処方の行ない方、コンタクトレンズで失敗のない専門医の選び方や装用可能な年齢について解説していますのでご覧になって下さい。

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